2005年 11月 30日
1枚のFAX |
もう11月も終わりです。
2005年もあと12月を残すだけとなりました。
早いものです。
今日、TBSテレビのイブニングニュース・スタッフより僕の事務所に1枚のFAXが送られてきました。
例の「姉歯建築士構造計算書偽造問題」についての意見を聞かせて欲しいという内容でした。
僕にとっても関心の高いニュースなので早速僕の意見を書いて返送しました。
建築確認申請というのはそもそも役所などの検査機関が建築内容について申請書に基づいて「確認する」というもので、「認可」や「許可」とは少し意味合いが違います。
よって検査機関に全く落ち度がないとは言いませんが、制度上、国交省認定の構造計算書の中身までチェックするのは無理があると僕は思います。
やはり一番の根本は、社会的責任を持つ建築士であるはずの問題の建築士のモラルの欠如にあると思います。
自分と家族の生活を守るためとはいえ、他の多くの人々に多大な迷惑と危険を押し付けています。
それは決して許されるものではないと思います。
そして二番目に、それを発注者という立場を利用して押し付けた建築主。
まだその詳しい内容までは明らかにされていませんが、偽造という圧力を本当にかけたのだとしたら、やはり許されるべきものではありません。
利益を優先し、人の命や財産を何とも思わない、自分がよければそれでよいという人間のやる事です。
どうやらこの問題は氷山の一角であり、先の見えないかなり大きな問題に発展しそうな気配です・・・。
2005年もあと12月を残すだけとなりました。
早いものです。
今日、TBSテレビのイブニングニュース・スタッフより僕の事務所に1枚のFAXが送られてきました。
例の「姉歯建築士構造計算書偽造問題」についての意見を聞かせて欲しいという内容でした。
僕にとっても関心の高いニュースなので早速僕の意見を書いて返送しました。
建築確認申請というのはそもそも役所などの検査機関が建築内容について申請書に基づいて「確認する」というもので、「認可」や「許可」とは少し意味合いが違います。
よって検査機関に全く落ち度がないとは言いませんが、制度上、国交省認定の構造計算書の中身までチェックするのは無理があると僕は思います。
やはり一番の根本は、社会的責任を持つ建築士であるはずの問題の建築士のモラルの欠如にあると思います。
自分と家族の生活を守るためとはいえ、他の多くの人々に多大な迷惑と危険を押し付けています。
それは決して許されるものではないと思います。
そして二番目に、それを発注者という立場を利用して押し付けた建築主。
まだその詳しい内容までは明らかにされていませんが、偽造という圧力を本当にかけたのだとしたら、やはり許されるべきものではありません。
利益を優先し、人の命や財産を何とも思わない、自分がよければそれでよいという人間のやる事です。
どうやらこの問題は氷山の一角であり、先の見えないかなり大きな問題に発展しそうな気配です・・・。
by labo-diary
| 2005-11-30 18:35
| 日記